
自治労とは、「全国地方自治体労働組合」の略称である。この書籍には自分の知らなかったことが多く書かれていたが、共産党の歴史について初めて知った。マルクスレーニンからスターリンになりどのような粛正が繰り広げられたか、スターリンの死後フルチショフのスターリン批判によって中国共産党が袂を分ち、北朝鮮が二股外交を始めたこと、日本共産党が独自路線を決めた特に極左グループが離脱して中国共産党を支持したりテロ活動を展開し、国内で100人以上の死者が出ていること、そして今なおそのメンバーが国家公務員、地方公務員として潜伏していること、日本の法律ではそのような団体に属する人物を不適格とすることがなく、採用試験に受かれば誰でもなれること、など、驚くべき内容も多くあった。
未だに存在する核マル派は「革命的マルクス主義派」と呼ばれ、中核派の正式名称は「革命的共産主義者同盟全国委員会」という。2026年3月、修学旅行の女生徒を乗せて転覆し死なせたことで現在話題になっている辺野古基地反対の活動家は、実は自治労や地方公務員の左翼勢力のメンバーだということも驚きだし、自治労、日教組、郵便局、JR労連が先述の極左勢力の潜伏先であるという。国鉄と郵政省はすでに形が変えられ以前よりは風通しの良い状況にはなっているが、著者は「日本政治のガンである自治労の解体が必須」と主張する。


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