『成功していた日本の原爆実験』ロバート・ウィルコックス著、矢野義明訳

著者は、1985年以降にアメリカ公文書館で解禁になった、敗戦後の日本から持ち帰った多数の米国公文書の中から、日本軍の朝鮮での原爆実験、その製造に関係する資料を見つけ出し、本書で紹介している。それらは主に当時の記者から聞き取ったもので、日本軍の関連施設はソ連に占領されたため証拠がなく、書類は日本軍が撤退時に全て破棄したという。同時に借りた『荒勝文策と原子物理学の黎明』では、この記者が嘘を言っていて、朝鮮での原爆実験や製造はなかったとの論文を採用している。

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