
2026年の夏季休業中に精力的に情報収集した(と言っても読書やネットで記事を読んだり映画を観ただけだが)テーマのうちの一つが東京裁判であった。A級戦犯と呼ばれ処刑された七人の日本人について取り沙汰されることが多いけれど、この本には取り上げられる機会が少ないBC級の軍人についての記録が残されている。如何に巣鴨で勾留され、死刑宣告を受け、2、3年のうちに絞首刑に処されたかが、死刑囚の遺書を含めた獄舎での生活ぶりが記録されている。このカテゴリーに該当し巣鴨に勾留され絞首刑にされた人数がおよそ1000人にものぼるとはつゆぞ知らなかった。戦勝国がこれほどまでに酷く敗者の元兵士を裁き、死に至らしめたことに憤りを感じざるを得ない。(2026年9月)


コメント