日本史・世界史

『潜行三千里』辻政信

本書は、「作戦の神様」と噂され、関東軍が大敗したと言われるノモンハン事件(事実は逆)、マレー作戦、ビルマ作戦などを指揮した大本営参謀で、かつ昭和27年から連続4回衆議院に当選した著者が、終戦直後に連合国支配下のタイを脱出し、日中連携を企画し...
世界情勢

『儲かる!米国政治学』渡瀬裕哉

なぜこの本を読もうと思ったのかは思い出せない。著者は前書きで、本書は「実学書」である。(中略)本書には、あくまでも米国政治を「動的」に理解するために必要な視座のみがまとめられている。そのため、筆者が優先順位の観点から後回しと判断した情報は、...
政治・経済

『光と影のTSMC誘致』深田萌絵

この書籍は深田萌絵が1人で書いていたのかと思ったら、森野ありさという人が半分以上の章を執筆しており、さらに2名が少しの部分を担当している。TSMCが誘致された熊本県と政府の間、そして政府とTSMCとのつながりで、その裏に何があったかについて...
読んだ書籍

『暗殺』柴田哲孝

出版するなり大変な売り上げで入手困難だったこの本を図書館で予約をして待つこと半年、ようやく手に入れ、次も順番が詰まっいたので3日で読破。前半部分、安倍首相が暗殺されるところまではほぼ事実と同じだった。暗殺直後から奈良県立医大に移送され、死亡...
日本史・世界史

『ノモンハン事件の真相と戦果』小田洋太郎・田端元著

「ノモンハン」と聞くと、半藤一利や五味川純平の小説で取り上げられている史実で、日本軍がぼろ負けをした不要な戦いだった、くらいしか知らなかったが、実際はその逆で、日本軍(関東軍)はソ連に勝っていたという話を知り、詳しく知りたいと思ってこの本を...
教育

『中学歴史』竹田恒泰

この不合格教科書は令和3年度版。令和2年度版と合わせて目を通したため、感想は令和2年度版に記した。
教育

『中学歴史』令和2年度文部科学省検定不合格教科書

本書と令和3年度文部科学省検定学教科書を、ほとんど同時に借用できたので、比較しながら読むことが出来た。両方とも400ページ弱だが、使用されている紙が厚いためかなりのボリュームの教科書になっている。端末にいろいろな図表がカラーで出ているのが良...
世界情勢

『馬渕睦夫が読み解く2024年世界の真実』馬渕睦夫

馬渕氏の書籍を読むのは今月2冊目である。前回読んだ書籍の1つ前の発刊で、2023年12月に初版、翌年1月12日で第4版まで重版1されている。去年起こった真新しいニュースがたくさん取り上げられ、その裏側で何があったのかを、著者独特の語り口で説...
医療・医学

『新型ワクチン騒動を総括する』岡田正彦

この書籍は約2年前、2023年2月に発行された。著者の岡田博士は当時よりYouTubeで新型コロナワクチンについて懐疑的な意見を述べてきたが、陰謀論者として相手にされなかったという。私自身、著者のユーチューブ動画を見た覚えがあるが内容までは...
教育

『英語リーディングパズル』薬袋善郎

私が英語の教師であることに自信をなくした一冊。と言うのは、クイズ形式で短い英語の文章問題を、基本、初級、中級、そして上級の4段階でそれぞれ10ずつ解くというものである。基本の10問すべてと初級をいくつかにチャレンジしたが、正解になったものは...