政治・経済

世界情勢

『IT戦争の支配者たち』深田萌絵

1つ前に読んだ『光と影のTSMC 誘致』は、熊本県に誘致されたTSMCについて特化した内容であったが、本書は、TSMCが世界中でどのようなことをしているのか、特に米国、中国、韓国とどのように関係し市場を独占しようとしているのかについて、詳し...
世界情勢

『儲かる!米国政治学』渡瀬裕哉

なぜこの本を読もうと思ったのかは思い出せない。著者は前書きで、本書は「実学書」である。(中略)本書には、あくまでも米国政治を「動的」に理解するために必要な視座のみがまとめられている。そのため、筆者が優先順位の観点から後回しと判断した情報は、...
政治・経済

『光と影のTSMC誘致』深田萌絵

この書籍は深田萌絵が1人で書いていたのかと思ったら、森野ありさという人が半分以上の章を執筆しており、さらに2名が少しの部分を担当している。TSMCが誘致された熊本県と政府の間、そして政府とTSMCとのつながりで、その裏に何があったかについて...
世界情勢

『グローバルサウスvs米欧地政学』石田和靖・宇山卓栄

この書籍は、石田和靖と宇山卓の対談を記録した形で、わずか2ヶ月前(24年11月)に発刊されたばかりのものだ。ふたりともユーチューブでの発信が多く、興味を持って本書を手に取った。「グローバルサウス」について、その名以外はほとんど何も知らなかっ...
政治・経済

『2025年日本はなくなる』内海聡

この書物は2023年2月に出版されているので、著者は2年先に日本がなくなると断言し、その理由が本書に書かれている。主なものを挙げると、コロナ禍で超管理社会が実現したこと、人口の減少、外国人による土地の爆買い、種子法と種苗法が成立した裏の理由...
世界情勢

『愚か者!』飯山陽

先日読んだ著者の最新版。著者のユーチューブ「いかりチャンネル」での紹介内容をもとに、前回と同じようなタッチで書かれているが、前回のパレスチナ関連よりも広い範囲で、副題が「あっち系の懲りない面々」とある。著者の言う「あっち系」とは左翼メディア...
世界情勢

『アメリカと共に沈む日本』山中泉

この著者がユーチューブで話しているのを何度も聞いたことがあって、アメリカの現状についてかなり詳細に述べているのは知っていたが、書籍を読むのは今回が初めてだった。他に2冊出版していてこれが3冊目のようである。2024年3月に発刊され、まだ8か...