
ニューヨーク・タイムスで「読めば走りたくなる」との話題でロングランベストセラーになった本。この本でトレイルマラソンのブームに火がついたと言われている。メキシコの山奥に住むタラウマラ族が世界で最も偉大な長距離ランナーであると知った著者が、白人でただひとり彼らと接触しながら生活しているカバーヨブランコと呼ばれるアメリカ人を探し出す。そして、その地で最も過酷なウルトラレースを企画して、その民族の中でもより抜きのランナーたちを、世界中からやってきた負けなしのランナーたちと共にレースに参加させ、著者も一緒に走ると言う物語である。ウルトラランナーVS人類最強の走る民族だ。
著者はどうして自分の足が自分の足は走ると痛むのかと言う問いかけから、ついにこの史上最高のレース参加にまでたどり着いたのである。大変長い話がダラダラと書かれているが、人間が走るという事はいかに人間の本性に合っているかと言うことをいろいろな研究からの結果を随所に盛り込みながら話を進めている。これを読んでいっそうトレイルランをやろうと言う気持ちが高くなった。うさぎの足の付け根には他の動物にはない筋肉が付いていて、これのおかげで全速力で逃げることができるが持続時間は40秒、とか、豚の後頭部には筋肉がないため早く走ることができないとか、人間が狩猟するためにどの動物よりも長時間走ることができるとか、おもしろい話が多く取り上げられていた。


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