
なぜこの本を読もうと思ったのか覚えていない。目標を持たずに読むのは時間の無駄なのだが、読もうと思わなければ本を予約するわけがないので読むことにした。経済学には明るくないので書かれていることの半分は理解できずにページをめくっていった。日本の格差はアメリカとは違い、正規雇用と非正規での格差だと言う。本書が出費された2016年で女性では58%が非正規とあるので今ではもっと多いのではなかろうか。
「日本の企業は非労働所得を資本収益にあてずに内部留保として貯蓄している…借り入れより貯蓄のほうが多い。企業は金を借りて投資するための組織なので、それが貯蓄超過になっているのは異常です。この原因は資本市場が機能していないからで、普通はこのようにキャッシュフローを株主に還元せずに浪費していると株価が下がり、企業買収のターゲットになりますが、日本では持ち合いなどによって買収が不可能になっているなっているため、経営者が保身のためにも貯蓄しているのです。」(Pー42)
「日本の貿易赤字が急に増えた最大の原因は、震災後にも民主党政権が突然、原発を止めたためにLNGの輸出が激増したためです。」(Pー43)とありこれは初めて聞く話であった。このおかげで毎年の燃料輸入価格が爆増し貿易赤字というツケが子々孫々まで残された、という。副題が「60分で分かる『21世紀の資本』のポイント」だが、結局のところあまり頭には入らなかった。


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