世界情勢

『馬渕睦夫が読み解く2024年世界の真実』馬渕睦夫

馬渕氏の書籍を読むのは今月2冊目である。前回読んだ書籍の1つ前の発刊で、2023年12月に初版、翌年1月12日で第4版まで重版1されている。去年起こった真新しいニュースがたくさん取り上げられ、その裏側で何があったのかを、著者独特の語り口で説...
医療・医学

『新型ワクチン騒動を総括する』岡田正彦

この書籍は約2年前、2023年2月に発行された。著者の岡田博士は当時よりYouTubeで新型コロナワクチンについて懐疑的な意見を述べてきたが、陰謀論者として相手にされなかったという。私自身、著者のユーチューブ動画を見た覚えがあるが内容までは...
教育

『英語リーディングパズル』薬袋善郎

私が英語の教師であることに自信をなくした一冊。と言うのは、クイズ形式で短い英語の文章問題を、基本、初級、中級、そして上級の4段階でそれぞれ10ずつ解くというものである。基本の10問すべてと初級をいくつかにチャレンジしたが、正解になったものは...
世界情勢

『グローバリストの洗脳はなぜ失敗したのか』馬渕睦夫

馬渕大使の書物を読むのは久しぶりである。本書は2024年9月に発刊されたばかりで、現在の世界の様子を、これまでの歴史を踏まえて馬渕大師独特の語り口で説明している。ちょうど一昨日トランプが第47代のアメリカの大統領に就任し、まさにタイミングよ...
世界情勢

『グローバルサウスvs米欧地政学』石田和靖・宇山卓栄

この書籍は、石田和靖と宇山卓の対談を記録した形で、わずか2ヶ月前(24年11月)に発刊されたばかりのものだ。ふたりともユーチューブでの発信が多く、興味を持って本書を手に取った。「グローバルサウス」について、その名以外はほとんど何も知らなかっ...
環境

『森林飽和』太田猛彦

この本を読もうと思ったきっかけをはっきりとは思い出せないのであるが、おそらく植林された莫大な量の森林の手入れがなされず荒れている現状を詳しく知りたいと思ったからではないかと思う。これまで知らなかったことや知っていると思っていたことが間違って...
教育

『教科書検定崩壊!』藤岡信勝

「新しい歴史教科書をつくる会」副会長である著者が、自由社の教科書が「不正検定」「ダブルスタンダード検定」により「一発不合格」となった経過とそれに対する反論、そして文科省教科書調査官とのやり取りを克明に記録しつつ、著者の正論をぶつけている。著...
政治・経済

『2025年日本はなくなる』内海聡

この書物は2023年2月に出版されているので、著者は2年先に日本がなくなると断言し、その理由が本書に書かれている。主なものを挙げると、コロナ禍で超管理社会が実現したこと、人口の減少、外国人による土地の爆買い、種子法と種苗法が成立した裏の理由...
日本史・世界史

『捏造だらけの自虐史観』福井雄三

本書の副題は「司馬遼太郎、中沢啓治のペテンを暴く」である。私自身、学生時代から彼の本をたくさん読んできたファンの一人だったが、帰国して様々な本を読んでいて、彼に偏った歴史観があることを知り、一歩引いて冷静な目でみるようになっていた。著者の主...
世界情勢

『文明の生態史観』梅棹忠夫

この本は、「増補新版」で、昨年(2023)10月の初版である。1955年に京都大学の学術探検隊に同行し、西アジア諸国を歴訪した著者が、対立ではなく平行進化として東西の近代化を捉え、「中洋」を提唱している。本題の『文明の生態史観』とその続編『...