この本を入手するのにほぼ1年待ったほどの大人気本である。著者は、諸外国に比べて規制の緩い日本で、無添加食品をみつけることは至難の業なので、人体に害の及ぼす危険ないくつかを避けて、除き切れないもろもろの添加物とはうまく付き合うのがよいというメッセージをだしている。添加物が人体に及ぼす害は、それらを体外に排出しようとするときに一緒に失なわれる、ミネラル不足であると述べる。
避けるべき人工甘味料として、「アスパルテーム」「スクラロース」「アセスルファムカリウム」「サッカリンナトリウム」「ネオテーム」「アドバンテーム」が挙げられている。合成保存料では「ソルビン酸」「安息香酸」のふたつ、そして、味覚破壊トリオとして、「化学調味料」「たん白加水分解質」「酵母エキス」の3つ。調理に出汁を取らない⇒ミネラル不足でもおいしい(グルタミン酸ナトリウム不使用)と言うことらしい。納豆を食す時には一緒についてくるタレは使わず、えごま油やアマニ油を加えるとおいしいそうだ。梅干しなら塩分15%以上の、原料が梅と塩だけのものがよいとのこと。おやつはイモか豆かを主原料にしたものが良く(イモケンピやポテトチップス)、チョコならカカオが80%以上で「レシチン」と書いてあるのが良いそうだ(乳化剤はX)。カレールウはカレー粉から作るか、瓶入りのカレーで作るの良いとのこと。
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