2024-12

政治

『2025年日本はなくなる』内海聡

この書物は2023年2月に出版されているので、著者は2年先に日本がなくなると断言し、その理由が本書に書かれている。主なものを挙げると、コロナ禍で超管理社会が実現したこと、人口の減少、外国人による土地の爆買い、種子法と種苗法が成立した裏の理由...
歴史

『捏造だらけの自虐史観』福井雄三

本書の副題は「司馬遼太郎、中沢啓治のペテンを暴く」である。私自身、学生時代から彼の本をたくさん読んできたファンの一人だったが、帰国して様々な本を読んでいて、彼に偏った歴史観があることを知り、一歩引いて冷静な目でみるようになっていた。著者の主...
世界情勢

『文明の生態史観』梅棹忠夫

この本は、「増補新版」で、昨年(2023)10月の初版である。1955年に京都大学の学術探検隊に同行し、西アジア諸国を歴訪した著者が、対立ではなく平行進化として東西の近代化を捉え、「中洋」を提唱している。本題の『文明の生態史観』とその続編『...
世界情勢

『愚か者!』飯山陽

先日読んだ著者の最新版。著者のユーチューブ「いかりチャンネル」での紹介内容をもとに、前回と同じようなタッチで書かれているが、前回のパレスチナ関連よりも広い範囲で、副題が「あっち系の懲りない面々」とある。著者の言う「あっち系」とは左翼メディア...